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人名の世界史 由来を知れば文化がわかる (平凡社新書)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 211706 位
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めくるめく花開く人名の世界史
所変われば人名も変わる。色々と文化圏によって人の名前の付け方や考え方が変わっているのがよーく分かる一冊だ。厳密に学術的には問題のある記述もあるようだが、話のタネとしては十分面白い一冊だ。
どこの文化でも家族のつながりや子供への愛情は普遍的だ。それがよくわかる。その表し方はたまたま文化によって違うだけだ。
世界史は西洋史。
アフリカだろうと、イスラム圏だろうと、そして太平洋だろうと総てはヨーロッパを端に発する。 対応表等が見れて良かったが、何かの丸写し的な印象もありました。 とは言うものの、ただ単なるそれではなく、世間の話題と搦めていたので、すんなりと読めますね。
間違いが多いなぁ
私は欧州分野の批評しか出来ませんが、誤りや不正確な記述が多いです(以下IE=印欧祖語)。29p.シラク(Chirac)「車大工」とありますが、シャラント県等フランスに幾つかある同名の地名に由来する姓です。この地名はCarius(<IE*ka-(aは長母音)「好く」:同根語charity)という人名に因み、この名が英car(<IE*kers-「走る」:同根語cursor)に似てる為、「車大工」の様な解釈に行き着いたと推察されます。スピルバーグ「芝居の山」(99p.)やカンジンスキー「リンゴ村出身」(81p.)は、形の似た現代語から類推したもので当る所が無い。独語で「大胆な」を意味するコンラッド(p.57)とあるが、前半コン-の意味しか書かれておらず、後半-ラッドの説明が無い。スラヴ系の姓では-ski語尾が付いてれば、地名・地理関連起源と解釈してる様で、ムソルグスキーやアダモフスキーの様な個人名起源の姓を地名姓にしてしまっている。マキャベリ、ヘミングウェイ、ルーベンス、ヤスパース、ゴーギャン等何でそんな語源解釈になるのか理解出来ないものもあります。著者は比較言語学の研究者ではない(7p.)と言いつつ、この分野の話題も出して誤った事を書いてしまっている。45p.に、IEのどもる擬音を表わした語根バル(ママ:恐らくIE*baba-の事。同根語barbarian,babble)から「異邦人」を意味する語が派生し、ウェールズ(Wal-es)、ゲルマン(Ger-man)の第一要素、ハンガリー(Hun-gary)、ヴァイキング(Vikin-gr)、ブルガリア(Bul-gar-ia)等の第二要素の語源となったというが、この語根に遡る語は上記の例には一つも無いし、各語の語源的相互関係すら存在しない。著者にはもっと掘り下げた研究をしてから、本を書いて欲しかった。又、読者が自分で調査するきっかけを作る為にも、話題に上がった固有名詞の綴りや、どういった語から派生・形成されてるのかは全て明示して頂きたかったです。以上辛口で長々と失礼しました。
「世界」の人名を知る
西ヨーロッパに比重があるとはいえロシア・東欧、アジア諸地域そして アラブ世界の人名の意味を新書の形でまとめたことは評価できます。 イヌイットやラップ人など少数民族の人名の意味も 調査して欲しいと思うのは贅沢でしょうか。 とりあえず人名に関して基礎知識が学べます。
平凡社
人名の世界地図 (文春新書) 13か国語でわかる新・ネーミング辞典 ヨーロッパ人名語源事典 ハローキティBOX ご当地キティ完全カタログ 通常版 民族の世界地図 (文春新書)
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